地図API
APIの種類
複数主体がサービスを提供しているが、だいたいこんな感じ
- Map
- ブラウザ上で拡大・移動のできる動的な地図を表示するAPI・javascriptのセット
- Google Mapsが有名
- Static Map
- 静的な画像で地図を取得できるAPI
- 線やポリゴンを地図上に描画した画像を生成できる場合もある
- Geocoding
- 住所から緯度経度を取得、またはその逆ができるAPI
- Search
- 地名・施設名称から検索するAPI
- 現在地周辺などの地理的制約を課せる場合もある
- Route
- 経路探索API
サービス主体
2017/10時点での規約とか
- 2018/10 Googleの規約変更
Google maps platform
- 有名な動的地図 Google maps をはじめとし、手広くサービスを展開
- 日本の地図はゼンリンが提供
- 日本語の情報が豊富
利用規約
- 規約改定
- 2018年6月(~移行期間8月)までは、無料での利用と有償利用が明確に区別されていた
- 利用規約の改定により、従量課金制となり、両者が統合された
- 使えるサイトの制限は従来の無料利用からすると自由になった
- 商用目的含め基本的にどこにでも設置できる
- 改定前は、無償利用は「無償で誰でも同等のサービスを利用できる状況」でないとダメで、身内用サイトとかモニタ調査とかに使えなかった
- API-Keyが必要
- 請求先(クレジットカード)の登録が必要
- クレジットカードがどうしても無理な場合、代理店を通せばできるらしいが、手数料が無駄っぽい
- 毎月200ドルのクレジット(無料枠)がもらえる
- 1アカウントに対して賦与される(複数プロジェクトがあっても合算)
- 料金はAPIごとに異なる
- アクセスが多い企業とかは、ボリューム割引の効く従来の有償利用が残る
- 動的地図はiframe埋め込みもできる
- iframe埋め込みにする場合は無料、API-Keyも不要(挙動の制御が難しい・制限が多いが)
MapBox
- OpenStreetMapを使っている
利用規約・料金
- API利用は50000/月まで無料、以降1000ごとに$0.5
- APIの商用利用は、「無償で誰でもが利用できるサービス」であれば可能
- 有償の場合、API利用数分の課金に加えて$499/月
MapQuest
- OpenStreetMapを使っている
利用規約・料金
- 地図サービスとAPIサービスがある
- 地図サービスの商用利用は不可
- APIサービスの商用利用は15000/月まで無料、以降課金
- 無償での提供に限られるか否か、privateな利用はできるかなどの記述は特にない?
- 閑話
- しばらく使わず放置してたら、勝手にアカウント凍結されて、復活手段がない(API-Keyはとりあえず有効であり続ける)
- アカウント削除もできないので、放置して新メルアドで新規アカウント作るしかない