レジストリを使うVST

Windows環境での話。

VSTの中には、インストール時にレジストリに情報を書き込み、使われるときにそれを読み取るものがある。
そういうVSTはOSの再インストールなどでレジストリ情報が失われた場合、待避させておいたdllだけ持ってきても動かない。
また、プリセットやスキン等のデータが別フォルダに分かれていて、そのパスをレジストリに記録するような場合、フォルダ整理などでデータの場所を変えると正常に使えなかったりする。

VSTを再インストールするのがもっとも確実だが、時間がかかるし、設定の移行方法も調べなければならない。
レジストリの項目が少なければ、データだけ移して手動でキーを作ってしまった方が速い。
そのためのメモ。

自分が使ったものしか記録してない。
キーが無いと動かないのか、無くても動くが勝手にキーが作られるのか、は検証がめんどいので区別していない。
多くの場合アンインストーラが使えなくなるので、プラグインフォルダ以外の場所にファイルを作るようなプラグインを削除するときは、そのことも把握しておいて手動で削除しないと延々と残り続けることになる。外部ファイルを使うVSTも参照。

  • CUS…HKEY_CURRENT_USER\Software
  • LMS…HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE
  • VST名に下線が付いているのは、レジストリ情報が無いと動かないことが確認できているVST
  • VST名が斜体で書かれているのは、レジストリ情報が無くても動くことが確認できているVST
  • 値の(括弧)内はこちらの環境で実際に入っていた値。ただし個人情報や環境に強く依存しそうな値は書いていない。
ベンダー
VST名キーエントリ
備考

VST Effects

Audiffex
ampLion FreeLMS\Audiffex\ampLion FreeBuildDWORD
DATPathSZ(Path)
HelpPathSZ(Path)
IRPathSZ(Path)
LastReturnDWORD
  • HelpPathはampLionFreeManual.pdfまでのパス
  • 他2つはそれぞれDAT,IRフォルダまでのパス(末尾“\”要)
Flux::
BitterSweetIICUS\Flux::\VST名いっぱいいっぱい
Stereo Tool
Syrah Demo
Elixir Demo
Line 6
POD Farm 2 FREELMS\Line 6\POD Farm 2 VST Plug-inCurrent_VersionSZ(2.55)
Install_DirSZ(path)
LMS\Line 6\Line 6 License ManagerInstall_DirSZ(path)
Install_PathSZ(path)
LMS\Line 6\Line 6 UninstallerInstall_DirSZ(path)
  • 有料ギターアンプの、エフェクトの種類を削ったフリー版
  • インストール時、インストールする項目を選択する際、Driverにチェックを入れていると途中で落ちた
    • 本当にDriverが原因かどうかははっきりしないが、今度インストールすることがあれば外しておく
  • インストールするのは基本的にPOD Farm 2 VSTだけでよい。将来的に購入予定があるならLicense Managerも
  • VSTのInstall_Dirは、dllのあるフォルダ(末尾“\”不要)
  • その他のInstall_Dirは、“POD Farm 2”と“Tools”フォルダの入った“Line6”フォルダ(末尾“\”不要)
  • LicenseManagerのInstall_Pathは、L6LicenseManager.exeのパス
PSP-audioware
PSP PianoVerbCUS\PSP-audioware\PSPPianoVerbauthorizationSZ
CurrBankSZ(空)
CurrDirSZ(空)
CurrPresetSZ(空)
registeredtoSZ
  • オーソライズが必要なのでその情報が主
Sugar Bytes
Artillery2 Beat EditionCUS\Sugar Bytes\Artillery2 Beat EditioncontentpathSZ(path)
firstuseDWORD(0)
installpathSZ(path)
versionSZ
  • 雑誌の付録として収録されたArtillery2の機能制限版
  • contentpathはプリセットのデータがあるフォルダのパス(末尾“\”要)
  • installpathはArtillery2 Beat Edition.exeのあるフォルダのパス(末尾“\”要)
  • インストール時点では上の値のみだが、初回起動時に様々な値が書き込まれる
?
YOU WA SHOCK !CUS\YOU WA SHOCK !\Environmentいっぱいいっぱい
CUS\YOU WA SHOCK !\MRUいっぱいいっぱい

VST Instruments

Camel Audio
Alchemy PlayerLMS\Classes\.CamelSounds(既定)SZ(Camel Audio Sound Library)
LMS\Classes\Camel Audio Sound Library(既定)SZ(Camel Audio Sound Library)
LMS\Classes\Camel Audio Sound Library\shell(既定)SZ(open)
LMS\Classes\Camel Audio Sound Library\shell\open(既定)SZ(path)
LMS\Classes\Camel Audio Sound Library\shell\edit(既定)SZ(Edit Camel Audio Sound Library)
LMS\Classes\Camel Audio Sound Library\shell\edit\command(既定)SZ(path)
LMS\Classes\Camel Audio Sound Library\DefaultIcon(既定)SZ(path)
LMS\Camel Audio\AlchemyPluginInstallDirSZ(path)
PluginInstallDir64SZ(path)
VersionSZ
StartMenuGroupSZ(Camel Audio\Alchemy)
↓Factory Presetsをインストールすると追加される
FactoryInstalledSZ(true)
  • Classes以下のキーは、拡張子.CamelSoundsの関連付け設定
    • Classes以下のpathはサンプルバンクのインストーラのパス。“引用符”囲いと末尾の“%1”が必要
  • PluginInstallDirはAlchemy.dllがあるフォルダまでのパス(末尾“\”不要)
Ers
IblitCUS\Ers\VST名MidiAutomationBINARY(空)
polyIblitmidilearnpathSZ(Path)
programpathSZ(Path)
pathはどちらもdllまでのフルパス
また、上記3つのエントリは以下のVSTにも共通して存在
ErsDrumsCUS\Ers\ErsDrumslockvolumeDWORD(0)
notenameDWORD(0)
outModeDWORD(2)
velocurveDWORD(0)
LazySnakeCUS\Ers\LazySnakepresetsSZ(空)
skinSZ(空)
  • LazySnakeはMidiAutomation無し
  • 2つのPathは、dllのあるフォルダまでのフルパス(末尾“/“無)
Kong Audio
ChineeGuZheng_ClassicLMS\Kong Audio\Qin EngineFileSZ(Path)
PathSZ(Path)
VersionSZ
LMS\Kong Audio\Qin Engine\ChineeGuZheng_ClassicFileSZ(Path)
BankSZ(Path)
  • リアルな古箏音源
  • 上のキーの内、Fileだけあれば起動する?
  • Bankの場所などはインストール時に書き込まれるものの、実際はインストールフォルダにあるQin_RV.XMLを読み取っているようだ
  • 起動時にVersionが書き込まれる
LinPlug
Alpha 3LMS\LinPlugAlpha FreeMonoOutsDWORD(0)
Alpha FreeStereoOutsDWORD(1)
AlphaLoadPresetPath0SZ(Path)
  • AlphaLoadPresetPath0はdetuned seq (vel) BT.FXPまでのフルパス(何故これなのかは不明)
Native Instruments
KontaktCUS\Native Instruments\VST名
LMS\Native Instruments\VST名
Guitar Rig
Reaktor
Oxe Music Software
Oxe FM SynthLMS\Oxe Music Software\Oxe FM SynthChannelsBINALY
LastSoundBankSZ
SoundBankPathSZ(Path)
Plogue Art et Technologie
sforzandoLMS\Plogue Art et Technologie, Inc\sforzandobase_dirSZ(Path)
LMS\Plogue Art et Technologie, Inc\Ariabase_dir_x86SZ(Path)
path_x86SZ(Path)
LMS\Plogue Art et Technologie, Inc\Aria\ConverterswavSZ(Path)
sf2SZ(Path)
dlsSZ(Path)
LMS\Plogue Art et Technologie, Inc\sforzando\Plugins\VST\000pathSZ(Path)
versionSZ
  • sfzやsf2ファイルを読み込めるサンプラー
  • sforzandoのbase_dirはAriaSetup.xmlやGUI、VSTフォルダがある「sforzando」フォルダのフルパス(末尾”\”不要)
  • Ariaのbase_dirはProgram Files内に作られる「Aria」フォルダのフルパス(末尾“\”不要)
  • Ariaのpathはその中の「aria_x86.dll」へのフルパス
  • Converters各種はAriaフォルダ内「RIFF2sfz.exe」へのフルパス
  • sforzando\Plugins\以下は使用時に自動的に作られ、dllの場所が000から連番で記録される
rgc:audio software
sfzLMS\rgc:audio software\microHost\sfzLast ASIOSZ(ASIO4ALL v2)
LMS\rgc:audio software\VST\sfzEffectsSZ(On/Off)
History 01~SZ(Path)
Last FileSZ(Path)
ModeSZ(2)
sfz+LMS\rgc:audio software\VST\sfz+EffectsSZ(On/Off)
  • HistoryやLastFileは、使用したSoundfont等のフルパス
Sonoma Wire Works
DrumCore 3 FREELMS\Submersible\DrumCore 3 FREEInstalledDataDirectorySZ(Path)
  • フリーでは良質な癖のないドラム音源。収録ドラムセットの種類が2つの割にサイズが大きい(1.2GB)
  • 初回起動時、名前(HN)とメルアドと国籍を送信しないと使えないが、特にメルアドの有効チェックは行われない
  • InstalledDataDirectoryはサンプルデータの場所。..\DrumCore 3 FREE\DrumCore Dataを指定(末尾“\”不要)
  • レジストリに値がなければ、デフォルトの場所%ProgramFiles%\Submersible\DrumCore 3 FREE\DrumCore Dataを読みにいく
Toontrack(2013/05/02)
EZDrummer LiteLMS\Toontrack\Superior\EZDrummerHomePathSZ(Path)
SoundPathSZ(Path)
  • 有名ドラム音源のLite版。普段はnanoPadなどにバンドルされているが、2013/05限定でWeb上からフリーでダウンロードできた。
    • さらにLite版から正式版へのアップグレード価格が割引中なので、本体が欲しいなら今か。
    • 一部のシンバルが鳴らない、マルチアウトできない、など結構しっかり“Lite”なので、お遊び感覚で。
  • インストール時、データの場所は選択できるが.dllは%ProgramFiles%\VstPluginsに作成される。インストール後移動しても問題なし。
  • HomePathにはインストール時に指定したデータのフォルダ(末尾“\”要)
  • SoundPathはHomePathの中のSoundsフォルダ(末尾“\”要)
  • 初回起動時、オーソライズが要求される。
    • PC端末に固有の文字列が上の欄に表示されているので、それをコピーしてブラウザからToontrackのオーソライズ用ページに行き入力。すると、オーソライズに必要なコードが判明する。
WIVI
WIVI Trial EditionCUS\WIVI Trial EditionInstallLocationSZ(Path)
InstrumentLocationSZ(Path)
HelpURLSZ(URL)
HomePageURLSZ(URL)
InterfaceHeightSZ(510 (Small))
InterfaceWidthSZ(840 (Small))
UseTextureCompressionDWORD(0)
RendererDWORD(0)
  • InstallLocationはDoc, Instrument, Presetなどのフォルダがあるフォルダ(末尾“\”無)
  • InstrumentLocationはその中のInstrumentフォルダ(末尾“\”無)
neXoft
LoopAZoidLMS\neXoft\LoopAZoid
  • キー名のみ
Jeskola
XS-1CUS\Jeskola\XS-1
  • キー名のみ
,
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dtm/vst/registry.txt · 最終更新: 2016/08/01 by ikatakos
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