VLOOKUPの使い方 - Excel

=VLOOKUP(A1, A3:G100,  5, FALSE)
         ~~  ~~~~~~~   ~  ~~~~~
   検索対象  検索範囲  |  完全一致
               Hitした行のどの列の値を返すか
  • 範囲「A3:G100」の、左端列(A3:A100)の中から「A1」の値を検索し、見つかった行の「5」列目(つまりE列)の値を返す
  • 第4引数がFALSEなら完全一致検索。「A1」の値ズバリそのものが検索対象(A3:A100)に無いとエラー(N/A)になる
  • 第4引数がTRUEなら近似値検索。検索範囲は昇順に並んでいる必要がある。A1の値が見つからなくても、それを超えない最大の値がヒットする。

注意点

時刻での検索

時刻をキーとしたデータがあり、ある時刻「12:34:56」の値を完全一致検索で引っ張ってこようとしても、ヒットしてくれない場合がある。

原因

Excelの時刻は、1日を“1”とした数値として扱われる。時分秒は小数以下の値で表され、1秒は1/86400である。当然割り切れないので丸めて計算され、そのために同じ時刻に見えても異なる値とされる場合がある。

対処法

時刻をテキストに直してテキストで比較する。

新しい列を作り、

=TEXT(A3, "hhmmss")

などとすると、時分秒のテキストが入る。これで比較する。

software/microsoft_office/excel/function/vlookup.txt · 最終更新: 2018/05/30 by ikatakos
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