Node.js
- 従来のjavascript
- Webページを見ている側(クライアント側)のWebブラウザ上で動く
- (Webブラウザにエンジンが同梱されている)
- クリックに反応したり、見た目を変えたり「動的」な機能をWebページに持たせる
- Node.js
- PCにインストールして動かすjavascriptエンジン
- サーバ側のプラットフォームとして開発された
- 同時接続数の多い、処理がある程度単純なWebアプリを実行する用途に強い
- その後、Webアプリを「実行する」だけでなく、「作る」際に便利な機能もモジュールで追加されていった
- Babel, gulp, Browserifyなど
で、自分にとってはWebサーバのプラットフォームとしての必要性は今のところ無いので、Web開発の便利機能を利用するために使う方法をメモする。
Nodist
Web界隈は進化が速いので、去年のツールが今年になると非互換性などで使えなかったりする。特に第三者の開発したモジュールに頼るツールは危うい。 かといっていつまでも古いバージョンから変えないわけにもいかない。
なので、複数のバージョンを別々にインストールして、プロジェクトによって使い分けられると便利。Nodistはそれを叶える。
また、Node.jsはLinuxでの開発が基本なので、Windowsではよくわからないエラーに遭遇して環境が二進も三進もいかなくなることもあり得なくは無い。そんな時は再インストールが手っ取り早い。PCに直接インストールするより、Nodist上で管理する方がやりやすい。
(ただ、Nodistもメンテナンスに人手が足りていないようで、今後も使っていけるかは微妙なところ?)
インストール
Nodistのインストール
Node.jsのインストール
デフォルトで、v7.2.1が入っている。でも古いので、新しいのをインストールする。
> nodist dist
で利用可能なディストリビューションを確認。
node.jsにはLTS版と最新版があるため、安定したLTS版を入れたい場合は、node.jsのサイトから、現在のLTS版のバージョン情報を確認する。
> nodist + x.xx.x (x.xx.xはバージョン)
でインストール。
node.jsの切り替え
> nodist x.xx.x (x.xx.xはバージョン)
で、使用するインストール済みのnode.jsを切り替える。
> node -v
で確認。
ただし、インストールフォルダの直下にあるnode.exeは、常にv7.2.1である。binフォルダ内部にあるnode.exeが切り替えられる。
通常はPathはNodist\bin
に張られるため問題にならないが、試行錯誤の過程でインストールフォルダにもPathを張っちゃったりして、それがbinより先に読まれる場合、切り替わらないので注意。
npmのアップデート
npmは、node.jsのパッケージ管理ツール。デフォルトで入っているが、古いかも知れないのでアップデートしておく。
> npm --version 4.0.5 > npm update -g npm > npm --version 4.0.5
今回は必要なかったみたい。