C++のEclipse設定

Eclipse 3.8 JUNO

Unresolved inclusion

標準で含まれているはずのiostreamなどのライブラリをインクルードしても、Eclipseのエディタ上で赤線が引かれ「Unresolved inclusion」と出る場合。(ビルドは、設定さえ正しければ普通にできる。あくまでEclipseが標準ライブラリの場所を認識できていない)

[Project]→[Properties]→[C/C++ General]→[Preprocessor Include Paths, Macros etc.]→[Providers]タブ

「CDT GCC Built-in Compiler Settings」のチェックを入れる。

コンパイラのバージョンを認識

C++11から追加されたstd::move()などを、Eclipseのエディタに認識させたい場合。

c++ - Eclipse CDT C++11/C++0x support - Stack Overflow

[Preferences]→[C/C++]→[Build]→[Settings]→[Discovery]→[CDT GCC Built-in Compiler Settings]を選択

現れる「Command to get compiler specs:」に、ビルド時に渡すコマンドラインオプションを設定する。(ビルド時にこれが使われるわけではなく、この設定でコンパイルする前提で書かれたコードだよとEclipseに教える)

つまり、適当な箇所に「-std=c++11」なり「-std=c++14」なり書けばよい。

設定後、反映されるにはリビルドしてしばらく待つ。

programming/cpp/eclipse.txt · 最終更新: 2016/12/22 by ikatakos
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