MIDIアイテムをループさせないようにする:Reaper

たとえば1小節分の長さしかないアイテムの枠を広げて8小節にすると、その1小節が8回繰り返し演奏される。ドラムパターンなど、同じMIDIパターンを繰り返すには便利。

しかし、MIDI打ち込みを基軸にして楽曲制作する際は、以下の理由から無効化した方が使い勝手がよいと思う。

  • 1小節だけ前に伸ばす、BPMや拍子を変更する、などの操作をすると、MIDIエディタでの頭出し再生が1ループ分前からになってしまったり、アイテム末尾にループの最初の部分が一瞬混ざってしまったりする。
  • 後ろに伸ばす際も「MIDIアイテムの長さ」と「ループの終了位置」の両方を変更せねばならず二度手間になる。

[Preferences]→[Media Item Defaults]→[Loop source for new MIDI items] のチェックを外すと、新しく追加されたMIDIに関しては前後に広げても空白のスペースが追加されるだけとなる。

既に配置されたMIDIアイテムのループを解除するには、アイテム右クリック→[Item settings]→[Loop item source] のチェックを外す。

dtm/reaper/loop_item.txt · 最終更新: 2016/08/01 by ikatakos
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