インストール
dokuwikiを@pagesにインストールする手順
アップロード
ja:dokuwikiからアーカイブをダウンロード、解凍。
@pagesサーバにアップロード。ファイル数が多いため転送制限がかけられてアップロードに失敗したが、しばらく時間をおいて再度アップすると成功した。
影響が出ないかはわからないが、言語がやたら充実していて、それがファイル数の多さに拍車をかけているので、各langフォルダ内のenとja以外の使わない言語ファイルはあらかじめ取り除いておいた方がいいかもしれない。
パーミッション設定
以下のフォルダを「777」にする。
- {doku}/conf
- {doku}/data
- {doku}/data以下の全てのフォルダ
- {doku}/lib/plugins
初期設定
install.phpにアクセスし、適当に設定する。
「ACL初期設定」に関しては、一通り設定が終わるまでクローズドにしておいた方がいいかも。
PHPセーフモード対策
@pagesも他のレンタルサーバ同様PHPセーフモードによってファイル操作に制限がかかっている。
これが有効だとPHPスクリプト上でフォルダを作った際に、所有者が「ログインユーザ」でなく「apache」になり、PHPスクリプトからそのフォルダにアクセスできないという事態になるらしい。それを回避するために、FTPを通してフォルダを作成する仕組みが用意されている。FTPを通すことで、所有者を「ログインユーザ」にすることができる。
設定
いろいろエラーが出ていても気にせずログインし、[管理]→[サイト設定]→[ネットワーク]で以下の設定をする。
- セーフモード対策を行う ⇒ チェックする
- サーバー名(セーフモード対策) ⇒ FTPサーバ
- ポート(セーフモード対策) ⇒ 21のままでよい
- ユーザー名(セーフモード対策) ⇒ FTPユーザ名
- パスワード(セーフモード対策) ⇒ FTPパスワード
- ルートディレクトリ(セーフモード対策) ⇒ /usr/local/www/htdocs/{ユーザ名}/public_html
※FTPサーバは、DNSサーバに聞きに行ってくれないので、FFFTPなどでそのサーバと通信した際にログに表示される「127.0.0.1」などのIPv4アドレスを直接入れる。
※ルートディレクトリは、phpinfo()などで表示させた情報の内の、「SCRIPT_FILENAME」を見ればわかる。その「public_html」までの文字列を入れとけばたぶん大丈夫。
フォルダを削除
ここまでの設定で既にいくつかのフォルダが、所有者「apache」の状態で作られているので、それを削除。
以下の場所が怪しい。
- /data/cache
- /data/meta
/data内の/data/mediaと/data/pages以外は消しても新しく作られるので、気にせず消してよい。
確認
エラーが出なくなっていればOK。まだ存在しないページにアクセスして、ページの追加から編集画面に入ってもエラーが出なければもっと確実。
サイト設定
表示
最初の見出しをページ名とする
「常に使用する」
こうしないと、索引やトレースなどに表示される名前がページID(普通は半角英数字のみ使う)になってしまい、わかりづらくなる。
sneaky_index
チェック。
閲覧制限のあるページ(ログインしていないと閲覧できないなど)を作っても、索引を表示すると全ページ一覧の名前が見えてしまう。sneaky_indexにチェックしておくと、その人が閲覧できないページは索引に表示されない。
ただし、「名前空間Aは閲覧できないが、その中の副名前空間A:Bは閲覧できる」というような複雑な権限を設定した場合、Bは索引に表示されなくなる?
認証
DokuWiki の動作を無効にする
個人や少人数用Wikiなら、「ユーザー登録」「新しいパスワードをセット」「ユーザー情報の更新」「ソース閲覧 / 生データ出力」あたりはいらないと思われる。
リンク
リンクの表示先
「内部リンクの表示先」以外は「_blank」にして新しいタブに表示させる。
高度な設定
URLの書き換え
「DokuWikiによる設定」に。
URL上の名前空間の区切りにスラッシュを使用
チェック。
上記2設定により、「doku.php?id=xxx:yyy」のようなURLが「doku.php/xxx/yyy」となって見やすくなる。
「URLの書き換え」は「.htaccess」の方がより短くなるが、atpagesでは.htaccess によるURLの書き換えが使えないためこちらは無理。