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software:7zip:update_switch [2020/01/21] – [使い方] ikatakossoftware:7zip:update_switch [2020/01/31] – [使い方] ikatakos
行 22: 行 22:
  
 ===== 使い方 ===== ===== 使い方 =====
 +
 +(本質的には1通りだが、直感的に)2通りの使い方がある。
  
   使い方A   使い方A
行 29: 行 31:
   > 7z.exe a 既存.7z -u- -up0q0r2x0y2z0w2!新規圧縮先.7z 圧縮元   > 7z.exe a 既存.7z -u- -up0q0r2x0y2z0w2!新規圧縮先.7z 圧縮元
  
-'-u' に続けて、'-' だけを書くか、'pqrxyzw'アルファベットと'0123'数字を繋げて指定する。+'-u' に続けて、'-' だけを書くか、'pqrxyzw'「State」と'0123'「Action」を繋げて指定する。
  
 使い方Bの場合は、更にその後に'!'を挟んで新規圧縮先のファイルパスを指定する。 使い方Bの場合は、更にその後に'!'を挟んで新規圧縮先のファイルパスを指定する。
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 そうでない場合は、アーカイブ(''base archive'')と、ディスク(圧縮元で指定されたファイル)に、同名のファイルがあるかないかをファイル毎に判定する。 そうでない場合は、アーカイブ(''base archive'')と、ディスク(圧縮元で指定されたファイル)に、同名のファイルがあるかないかをファイル毎に判定する。
  
-アルファベットを「State」、数字を「Action」と呼び、Stateで両者がどのような関係の時に適用するか、Actionでその場合の挙動を指定する。+Stateで両者がどのような関係の時に適用するか、Actionでその場合の挙動を指定する。
  
 ^ State  ^ ディスク上    ^ 既存アーカイブ上     ^ 備考                ^ ^ State  ^ ディスク上    ^ 既存アーカイブ上     ^ 備考                ^
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 =====コマンド例===== =====コマンド例=====
  
-存在しないファイルのみ圧縮して追加(既存の同名ファイルは新しかろうが古かろうがそのまま)+存在しないファイルのみ圧縮して追加(同名ファイルは新しかろうが古かろうがそのまま)
  
   > 7z.exe a -ux1y1z1w1 圧縮先.7z 圧縮元   > 7z.exe a -ux1y1z1w1 圧縮先.7z 圧縮元
  
 ディスク上に無いファイルはアーカイブから削除。 ディスク上に無いファイルはアーカイブから削除。
-(Actionに'0'(削除)を伴う場合は、solid modeをoffにした方が、時間がかからないらしい)+既存ファイルにActionに'0'(削除)を伴う変更を加える場合は、solid modeをoffにした方が、時間がかからないらしい)
  
   > 7z.exe u -up0q0r0 圧縮先.7z 圧縮元 -ms=off   > 7z.exe u -up0q0r0 圧縮先.7z 圧縮元 -ms=off
  
-===できないこと===+既存.7zに存在しない、または新しいファイルのみの新規.7zを作成(増分バックアップ) 
 + 
 +  > 7z.exe a 既存.7z -u- -up0q0r2x0y2z0w2!新規.7z 圧縮元 
 + 
 +=====できないこと=====
  
 「圧縮先.7zが既にあったら(中身に関わらず)全く何もせず、無かったときのみ作成」ということを行いたい場合があるのだが、意外と7-Zipではできない。 「圧縮先.7zが既にあったら(中身に関わらず)全く何もせず、無かったときのみ作成」ということを行いたい場合があるのだが、意外と7-Zipではできない。
software/7zip/update_switch.txt · 最終更新: 2020/01/31 by ikatakos
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