差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
software:7zip:rootdir [2017/09/26] – [7-Zip圧縮時のルート階層] ikatakossoftware:7zip:rootdir [2017/09/28] (現在) ikatakos
行 1: 行 1:
 ======7-Zip圧縮時のルート階層====== ======7-Zip圧縮時のルート階層======
  
-7zipは、どのフォルダが圧縮ファイル上でのルートフォルダになるか、というのがわかりづらい。+7zipのコマンドラインは、どのフォルダが圧縮ファイル上でのルートフォルダになるか、というのがわかりづらい。
  
 一時的なデータ通信で圧縮するだけなら特に気にすることは無いだろうけど、場合によって困ることが出てくる。 一時的なデータ通信で圧縮するだけなら特に気にすることは無いだろうけど、場合によって困ることが出てくる。
  
-  * 大量のファイルをまとめた「フォルダ」を圧縮したつもりが間違えて「大量のファイル」自体をルート空間に置いてしまうと、解凍時、ファイルが溢れかえってえらいこっちゃにな+  * 大量のファイルをまとめた「フォルダ」を圧縮したつもりが「大量のファイル」自体を圧縮してしまうと、解凍時、ファイルが溢れかえる
   * データのバックアップを保存する場合、ルートフォルダを統一していないと後からプログラム処理で読み取りづらい   * データのバックアップを保存する場合、ルートフォルダを統一していないと後からプログラム処理で読み取りづらい
  
-こういうの、どこかに書いてあるのかな。それとも詳細は制作者のみぞ知るところなんだろうか。見つからない。なんて検索したら良いんだろう。+<code> 
 +┌─ a.7z ─┐ 
 +│folder    │   ルート空間にfolderがある例 
 +│ |- file1 │=> 解凍するとfolderフォルダに 
 +│ |- file2 │   file1, file2...が入ったもができる 
 +│ |- ...   │ 
 +└─────┘ 
 +┌─ b.7z ─┐ 
 +│file1     │   ルート空間に直接fileがある例 
 +│file2     │=> 解凍するとその場に 
 +│file3     │   file1, file2...が展開される 
 +│...       │   (自動的にフォルダを作ってくれる解凍ソフトもある) 
 +└─────┘ 
 +</code> 
 + 
 +コマンドの指定方法によってルートに置かれるファイルがどう決定されるか、どこかに書いてあるのかな。それとも詳細は制作者のみぞ知るところなんだろうか。なんて検索したら良いんだろう。
  
  
行 54: 行 69:
 ====相対パス==== ====相対パス====
  
-絶対パスと異なり、基本的にcwdがルート空間になる+絶対パスと異なり、基本的にcwdがルート空間になり、dir1がそこに作られ
  
   > 7z a test3.7z dir1\dir2      => ルート空間にdir1   > 7z a test3.7z dir1\dir2      => ルート空間にdir1
行 64: 行 79:
   > 7z a -r test10.7z ..\cwd\dir1\*.txt  => ルート空間にdir2   > 7z a -r test10.7z ..\cwd\dir1\*.txt  => ルート空間にdir2
  
-どちらもワイルドカードと-rスイッチを使用し、同じ指定方法なのに、「''..''」を使った方は絶対パスと同様、「ワイルドカードを始めて使用したファイル or フォルダ」の、「(コマンド上で)1つ左のフォルダ」の、「(実際で)1つ下層のフォルダ」であるdir2がルート空間に作られている。+どちらもワイルドカードと-rスイッチを使用し、同じパスを指定しているのに、「''..''」を使った方は絶対パスと同様、「ワイルドカードを始めて使用したファイル or フォルダ」の、「(コマンド上で)1つ左のフォルダ」の、「(実際で)1つ下層のフォルダ」であるdir2がルート空間に作られている。
  
software/7zip/rootdir.txt · 最終更新: 2017/09/28 by ikatakos
CC Attribution 4.0 International
Driven by DokuWiki Recent changes RSS feed Valid CSS Valid XHTML 1.0