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programming:python:packages:seaborn [2018/03/06] – ikatakos | programming:python:packages:graph:seaborn [2018/03/15] – ikatakos | ||
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seabornは、少ない設定項目で統計的にわかりやすいグラフがすぐ描ける。また、デフォルト色がパステル系でオシャレという評価が多い。 | seabornは、少ない設定項目で統計的にわかりやすいグラフがすぐ描ける。また、デフォルト色がパステル系でオシャレという評価が多い。 | ||
- | seabornも内部ではMatplotlibを使っている。ラップすることで、グラフ毎に適した統計値を自動計算し、複数のグラフを組み合わせて表示してくれるため、(統計上この値が何を示すかの知識さえあれば)少ない設定項目でデータ概要を掴みやすくなっている。 | + | ====特徴==== |
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+ | seabornも内部ではMatplotlibを使っている。ラップすることで、 | ||
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+ | * グラフに適した統計値を計算 | ||
+ | * 複数の関連するグラフを組み合わせて表示 | ||
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+ | などを自動でしてくれるため、(統計上、各値が何を示すかの知識さえあれば)簡単にデータ概要を掴みやすくなっている。 | ||
[[https:// | [[https:// | ||
- | ただ、使いやすくしたとはいえ、やはりグラフは設定項目が多い。ちょっと整形したければ、結局、matplotlibやseabornのAPIを調べなければいけない。 | + | ただし、エクセルで作れるような" |
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+ | ====matplotlibの上位互換ではない==== | ||
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+ | 使いやすくしたとはいえ、やはりグラフは設定項目が多い。ちょっと整形したければ、結局、matplotlibやseabornのAPIを調べなければいけない。 | ||
最初からmatplotlibだけで書けばmatplotlibだけの知識で良いが、seabornを使うと両方について調べないといけないので、時間がかかる。その点は一長一短という所。 | 最初からmatplotlibだけで書けばmatplotlibだけの知識で良いが、seabornを使うと両方について調べないといけないので、時間がかかる。その点は一長一短という所。 | ||
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[[https:// | [[https:// | ||
- | 折れ線グラフは、pointplotを用いる。 | + | 折れ線グラフは、seabornではなくmatplotlib純正のplot()を使った方がよい。というかseabornには存在しない。 |
- | といいつつ、seabornには純粋に折れ線グラフを描く機能のみの関数は存在しない。折れ線は設定が単純なので、matplotlibをそのまま使えばよい。 | + | |
- | pointplotが" | + | 一応、pointplot()がそれっぽいが、横軸が数値データでなくカテゴリデータとして扱われる。つまり、(x, |
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+ | x軸が等間隔であることが保証されていたり、カテゴリデータであるなら、pointplot()は使える。特に、任意の集計値とその信頼区間を描ける点はmatplotlibには無い利点である。 | ||
通常、折れ線グラフに与えるデータは1次元(x軸の項目に対応するy軸の値が1対1対応で存在している)。 | 通常、折れ線グラフに与えるデータは1次元(x軸の項目に対応するy軸の値が1対1対応で存在している)。 | ||
pointplotでは、1つのx軸の項目に対応する値が複数個あるようなデータを渡すと、任意の集計値(初期設定は平均値)とその信頼区間を描いてくれるので、データの概要を掴みやすい。 | pointplotでは、1つのx軸の項目に対応する値が複数個あるようなデータを渡すと、任意の集計値(初期設定は平均値)とその信頼区間を描いてくれるので、データの概要を掴みやすい。 | ||
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+ | x | ||
+ | A [ 5, 10, 15] | |/| | ||
+ | B [10, 20, 30] -> | |/| | ||
+ | C [40, 30, 20] | | | ||
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+ | A B C | ||
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