目次
文書の過去の版を表示しています。
ソフトウェアのお引っ越し
WindowsでPC変えたりした時に、旧PCの設定を引き継いだまま、新PCに持ってきたい。なるべく自動で引き継げるものは引き継いで、コピーできるものはコピーしたい。
LANに新旧2台接続できるなら、ファイルの移動等はリモートデスクトップでの作業が楽。DropBoxなどでもよいが、容量が足りなくなる場合がある。
サクラエディタ
基本的にはフォルダコピーのみ。
レジストリは、拡張子の関連づけのみ使用。(インストール/アンインストール手順)
マルチユーザー設定にしていた場合、ユーザ別にするため、C:\Users\(User)\AppData\Roaming\sakura\sakura.ini
などに設定ファイルが作成されている。
マルチユーザー設定しているかどうか、その場合の設定ファイル場所は、sakura.exeのあるフォルダの sakura.exe.ini
を見ればわかる。
[ブラウザ] Firefox
プロファイル
プロファイルフォルダをコピーすれば動く、はず。 ただ、長年使ってると使われなくなった設定ファイルとかありそうだし、環境が変わってるとそもそも上手く動くかリスキー。
新規インストールしつつ設定だけ引き継ぐには、アカウントを作成してFirefox Syncを使う。ログイン情報やブックマーク、アドオンなどが同期される。
- 旧PCでアカウント作成
- 旧PCをSyncに同期
- 旧PCをログアウト
- 新PCにFirefoxインストール
- 新PCをSyncに同期
- 最初から登録されている不要なブックマークなどをちょいちょい削除
- もう一度新PCをSyncに同期
- 新PCをログアウト
注意点としては、旧PCで同期後もログインし続け、新PCでも同期後、不要なブックマーク等を削除する前に再度旧PCを同期すると、不要なのが旧PCにまで移ってしまうこと。 また、昔に同じアカウントで同様の引継をして、今、再度アカウントで同期すると、昔の設定がそのまま降ってきてしまう。
う~ん、書いといて何だが、プロファイルコピーと比べてそこまでいい方法でもないなあ。引継だけに使用するにはイマイチ向いていないのかも知れない。 Syncを普段から使っていればそんなことは無いのだろうが、日常的に複数台で勝手に同期されるのはそれはそれで困るし。
userChrome
自分で設定した userChrome.css, userChrome.js
などを使っている場合は、プロファイルフォルダの chrome
フォルダをコピーする。
プロファイルフォルダは、[メニュー]-[ヘルプ]-[トラブルシューティング情報] から確認・開ける。
Firefox69からは、userChrome.css
をデフォルトでは読み込まないようになっている。about:config
から「toolkit.legacyUserProfileCustomizations.stylesheets」を true
にすれば読み込むようになる。(要再起動)
[IDE] JetBrainsシリーズ
必要なコンパイラやインタプリタは、事前にインストールしておく。(こればっかりは新規作業が必要になるが仕方ない。概して依存関係が複雑すぎて、下手にコピーしてエラーが出た場合、一部修正が出来ず丸ごとやり直しになるので……)
フォントを独自のものに変更していた場合は、事前にインストールしておく。
旧PCでアカウントを作成し、Sync Configを使うと、設定がアカウントに紐付けられる。
新PCでIDEを新規にインストール後、初回起動時に「設定ファイルが無いけどどっかから引き継ぐか、まっさらではじめるか選べ」的なウィンドウが出るので、「アカウントから」を選択し、右下の歯車ボタンからSyncすると設定を反映してくれる。
ただし、シンタックスハイライトルールなど、設定の存在は同期してくれるものの、どれを設定していたかは初期化されてしまったので、再設定する必要があった。
プロジェクトはGit経由でもいいが、.idea
フォルダをignoreしている場合はそのままコピー。
- 公式には、.idea全体をignoreするのは適切では無いとのこと
- ただしignoreすべきファイルは存在する(workspace.xml, usage.statistics.xml, tasks.xml, shelfフォルダ)