ラスタデータ≒画像データで、切り抜きも通常なら画像ソフトの方が手っ取り早い。しかし、GIS上で行った方がよい場合もある。
航空写真や衛星写真では、GeoTiff形式の画像がよく利用される。
画像自体に座標や測地系情報を持っているので、大抵のGISで開くと自動的に位置合わせしてくれる。(座標情報は使われないが、一般的な画像ビューアでも閲覧は出来る)
しかし、そういった画像は大抵広範な範囲を写すのでサイズが巨大で、あまりPC環境が良くないとスクロールやズーム変更ごとにいちいち読み込み時間がかかる。 対象の範囲が限られているなら、クリッピング(トリミング)してから使うと楽。
GeoTiffの座標情報を残しつつ、クリッピングを行うには、GISを用いるのがよい。
GDALツールプラグイン(デフォルトで入ってる)のクリッパーツールを使う。