いろいろな考え方があるとは思うが、自分の考えをメモ。
まず、木なら辺は $N-1$ 本あるため、これが偶数、つまり $N$ が奇数でないと不可能。
以下 $N$ は奇数とする。
追加する辺は $\dfrac{N-1}{2}$ 本である。
いきなり答えの一例を示すと、以下のようになる。
$N$ 個の数字を $K$ ごとに改行して並べる(続く数字はループするようにする)と、 操作で追加される辺は「ちょうど1マス分下に移動した辺」となる。
N=35 K=10 ━:あなたが追加した辺 ─:操作で追加された辺 00━01━02━03━04━05━06━07━08━09 ┃ 10─11─12─13─14─15─16─17─18─19 │ / / 20━21━22━23━24━25 26 27 28 29 / / 30─31─32─33─34─00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 ...
N=45 K=10 00━01━02━03━04━05━06━07━08━09 ┃ 10─11─12─13─14─15─16─17─18─19 │ 20━21━22━23━24━25━26━27━28━29 ┃ 30─31─32─33─34─35─36─37─38─39 │ / / 40 41 42 43 44 00 01 02 03 04 / / 05 06 07 08 09 10 11 12 13 ...
1行目を全て横に結ぶと、2行目が全て結ばれる。同様に3,5,7,…行目を結ぶと4,6,8,…行目が結ばれる。
また、1列目を縦に1個おきに結ぶと、各行がつながる。
閉路ができない限界まで、「横に繋げる」「左端を繋げる」の2種類の方法により辺を追加してみる。
全体($N-1$ の属する行)が、奇数行か偶数行かにより、処理が多少異なる。
1列目を縦につなぐ辺は最終行までつなげられるが、最終行の残りは横に繋げられなくなる。
上の $N=45$ の例では、00~39は全てつながり、1列目の40も縦につながるが、 その後の $41~44$ は横に結ぶと 06-07 などが多重辺となってしまうため、同様の方法ではこれ以上追加できない。
1列目を縦につなぐ辺は、閉路ができない範囲では最終行の1つ上で止まる。
一方、最終行は1つ上の行を横につなげることで、操作によって追加される辺で '00' とつながることができる。
ただし、そのため最終行の1つ上の行は横の辺を途中で止めなければならず、いくつかの数字が残される。
上の $N=35$ の例では、$26~29$ が残される。
奇数行、偶数行のいずれでも、いくつかの数字が残される可能性があるが、残されるのは
であることがわかった。
これらは、2個セットにして前の数字を右上とつなぐと、後の数字は左下とつながる。
これで残った数字もカバーできる。