GoogleのWebメール。Googleアカウントを作ったらアドレスが1つついてくる。
別のプロバイダのメールも、POP/SMTPサーバ名とパスワードを設定すると送受信でき、クラウド上で動作するメーラのように使える。
マルチデバイス時代の昨今において、PCやスマホなど1つの機器にインストールしたメーラだけを頼りにしていると、いざ他の機器で過去のメールを確認したくなっても見られない。一方、Gmailで管理していると情報はWebにあるので、どの機器からでも見られる。これが大きい。
それだけなら他のWebメールでも機能はあるが、やはりサーバの安定性、容量の大きさ(Drive等と共用だが、無料で15GB)、フィルタ条件の豊富さ等を考えると、Gmailは使いやすい。
設定方法は記事が溢れてるので割愛。
一応、以下のことは確認済み
昨年のプライバシーポリシーの改訂で、Gmailの内容は読み取られないことが明言された。
それまでも広告に利用するための機械的な読み取りだったが、内容をGoogleに把握されて私生活に悪影響が生じる可能性は低いのではと考えている。この辺が気になるかは個人差ある。
この宣言を確認し、実際に読み取りが行われていないことを保証する術は無いとはいえ、それ言い出すと他でも一緒だしなあ。
世界で一番有名なメールだけに狙われやすくはある、というのは強いて言えば欠点か。
添付ファイルもずっと残り続けるから便利・安心な反面「塵も積もれば山となる」ということわざを実感する。数年~十数年単位で使うことを考えると、15GBは言うほど大きくは無い。
テキストはほとんど容量取らないので、まず間違いなく圧迫の原因は添付ファイル。
パッと思いついた手段は3つ。
「別アカウントに移管」は、容量が一杯になったら別アカウントで同じようにPOP/SMTPサーバを設定しなおす方法。ただ、Googleも複数アカウントが簡単には取りにくくなっているし、新しいのと古いので一括検索が出来なくなるので、多少の手間をかけても完全無料で使いたい人に。
あとの2つは「どこまで古いファイルが突発的に必要になる可能性があるか」というのが判断基準かな。
2~3年で15GB埋まる、かつ5年くらい昔のファイルでも急に欲しくなる可能性がある、とかだと、定期的に削除する方針では添付ファイルを別途ローカルに保存しとかないといけない。クラウド上のメリットが薄まる。それなら思い切って容量増やした方が楽。
3年でスパッと諦めるなら、容量が圧迫されてきたら3年以前の添付ファイル付きメールを削除すればよい。ダンダンシャリシャリ。以下のキーワードで検索すれば良い。
older_than:3y AND has:attachment
添付ファイルは結構過剰に弾かれる。ブロック対象の添付ファイルを含むメールは、メールごと受信されない(サーバに残される)。
弾くファイルの条件などは、設定変更が出来ない。
特に、最近一部企業でよくある、メールを添付ファイル付きで送信すると自動的にパスワード付きzipに変換し、パスワードを別メールで送信するようなシステム。 これ、元の添付ファイルが既にzipなどで圧縮されていた場合、ブロック対象となってしまう。
Gmail では、ウィルスに対するセキュリティ対策の一貫として、パスワード保護された Zip ファイル内に Zipファイルが内包された場合、ブロックする仕様になっております。
この仕様については、Gmail 全体で定義されているため、誠に恐れ入りますが、Gmail 側の設定変更により受信可能にする方法がございません。
回避策として、メールの送信者が Google ドライブを利用されているのであれば、パスワード保護された zip を含む zip ファイルをGoogle ドライブにアップロードし、リンクをメールに挿入した場合はブロック対象になりません。
大変お手数ではございますが、直接メールにファイルを添付しない方法で回避いただきますようお願いいたします。
ファイルの授受をメール添付から共有ストレージ経由に促す回答だが、相手先に指示することが難しい場合もあるので、別のメーラで受信するしか無い。
一応、このようなメールがあった場合、Gmailチーム(mail-noreply@google.com)から存在の連絡は来る。
(相手のアドレス) さんからの “(件名)” という件名のメッセージに、ウィルスに感染またはその疑いのあるファイルが添付されていました。このメッセージはアカウント (自分のアドレス) から取得せずにサーバーに残っています。
Message-ID: <(MessageID)>
このユーザーに返事を書くには、[返信] をクリックしてメッセージを送信します。
ご利用いただきありがとうございます。
添付ファイルは除外してメール本文だけでも受信してくれれば、後でやりとりの内容を確認できるのだが、ウィルスが与える影響を安全側に見たら仕方ないとの判断だろうか。